きみはいくさに征ったけれど

作品概要

「消えたい」「生きる意味が分からない」と苦悩する現代の中高生たち。
戦時中の窮屈な時代、みずみずしい感性と鋭い洞察でユーモラスな詩を数多く残し戦死した竹内浩三。
浩三の出身地である伊勢を舞台に、最期まで生きることを楽しんだ浩三と、現代の高校生・宮斗が出会い…。
2018年初演し、多くの人の心を震わせた舞台を全国の学校へお届けします。

ものがたり

家にも学校にも居場所を見つけられない高校生の宮斗。ある日、彼の前に風変わりな一人の青年が現れ、彼に話しかける。「なんしとん?」
夏休み、宮斗は母の勧めでおばあちゃんが暮らす父の故郷伊勢へ向かう。その車中で再び青年に話しかけられる。自分も故郷の伊勢に行くという彼は自分の名前を「浩三」と名乗る。
久しぶりに再会するおばあちゃん、伊勢で出会った温かい家族、そして浩三との出会いの中で、宮斗の心は少しずつほぐれ、変わっていく……。

青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」の舞台

作品のポイント

「生きるとは何か」を問うストレートなテーマながら、浩三の飄々としたキャラクターと、人情味溢れる伊勢の人々とのユーモラスなやりとりがテンポ良く笑いを誘います。
また、8脚の椅子のみで多場面を表現する舞台は、観客の想像力を刺激します。
大切な人との出会いと別れ、困難と向き合う勇気…、観ている中高生は主人公と自分自身を重ね合わせ、一緒になって「楽しく生きること」を探し始めます。

スタッフ

大西弘記=作 関根信一=演出

  • 美術乘峯雅寛
  • 照明河﨑浩
  • 音響効果石井隆
  • 衣裳宮岡増枝
  • 方言指導脇田康弘(劇団俳優座)
  • 演出助手清原達之
  • 舞台監督新庄広樹
  • 製作白木匡子 佐藤尚子

出演者

  • 島野仲代

    島野仲代

  • 中川為久朗

    中川為久朗

  • 福原美佳

    福原美佳

  • 秋山亜紀子

    秋山亜紀子

  • 高山康宏

    高山康宏

  • 矢野貴大

    矢野貴大

  • 林田悠佑

    林田悠佑

  • 池田咲子

    池田咲子

配役

  • 来生宮斗林田悠佑
  • 竹内浩三矢野貴大
  • 来生芳恵島野仲代
  • 磯部賢一中川為久朗
  • 来生祥子/こう秋山亜紀子
  • 藤原泰三高山康宏
  • 藤原信代福原美佳
  • 藤原紗希/おケイ池田咲子

出演者からのメッセージ

「きみはいくさに征ったけれど」出演者より、中学生・高校生のみなさんへのメッセージをお届けします。

林田悠佑(来生宮斗役)

皆さんこんにちは。
青年劇場の「きみはいくさに征ったけれど」高校生の宮斗役の林田悠佑です。
宮斗は、学校でいじめにあい居場所が無く、お家に帰っても父が亡くなってお母さんと二人暮らしです。家に帰れば進学のことだったり、将来のことを責められていき、そこでも居場所がなくなってしまいます。そんな中、竹内浩三という戦場で亡くなった詩人と出会い、嬉しいこと、楽しいこと、いろんな感情を思い出していきます。

夏休み中、おばあちゃんの実家の伊勢に帰って、伊勢の人と出会って、人との関わり方、温かさを知ることで生きるとはなんなんだろうとということを考えていきます。
生きるとは何か、というのを僕自身も常日頃考えています。
これを見て一緒にそのことを共有して、一緒に、生きるとは何かを考えていきたいと思っています。
それでは、皆さんに出会える日を楽しみに待ってます。

すべて表示閉じる

矢野貴大(竹内浩三役)

皆さんこんにちは。
劇団青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」で竹内浩三を演じます矢野貴大です。
この作品は、皆さんと同じ高校生の宮斗君という男の子が主人公で、その宮斗くんの前に75年前の戦争で亡くなった私、竹内浩三が突然現れて、宮斗君と様々な交流をしていくという物語です。

この竹内浩三という人はいろんな詩や日記や落書きを沢山残していて、とてもあの戦争の時代に書かれたものとは思えないような、ユーモアあふれる楽しい作品を一杯残しているんですね。その浩三と、現代の悩める高校生の宮斗君がもし出会ったら、どんな化学反応を起こすか。それが、この作品を作ったきっかけです。
今、本当に皆さんを含めた子供たちが抱えている困難は本当に様々で、さらにこのコロナで本当に先の見えない不安がますます募っていると思うんですね。
日本は、もともと自殺者数が多い国ではあるんですが、この三年間を見ただけでも小学生中学生、高校生を含めた十代の若者たちが自ら命を絶っていく数というのが、ここだけが右肩上がりに上がっているんですね。これが、僕はやっぱり本当に悔しいんです。演劇で、それは本当に微力かもしれないんですが、困難を抱えている子供たちに少しでも寄り添うことが出来ると信じてこの作品を作っています。
ぜひ、皆さんと劇場で会える日を楽しみにしています。

すべて表示閉じる

「きみはいくさに征ったけれど」舞台写真

  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より
  • 青年劇場「きみはいくさに征ったけれど」2019年の舞台より

2019年「きみはいくさに征ったけれど」の舞台。撮影=鈴木ヨシアキ

上演データ

「きみはいくさに征ったけれど」上演関連データです。検討時の参考にご活用ください。

上演条件

上演時間1時間50分(休憩を除く)※
会場条件体育館・公共ホール
公演班編成15名(出演者8名、スタッフ7名)

※感染症対策のため、途中10分間の換気休憩を取ることが可能です。

公演予定・地域

2021年6月~7月関東・近畿
10月~12月東北・関東・他

上演実績《演劇鑑賞会・学校公演・その他》

2018年埼玉県立児玉高等学校/三重県立桑名北高等学校
2019年山脇学園高等学校/千葉県立柏南高等学校/早稲田大学高等学院中学部/桐蔭学園/桐朋高等学校/宮城学院中学校・高等学校/埼玉県立与野高等学校/山梨県立日川高等学校/宮崎県立延岡商業高等学校/宮崎県立延岡星雲高等学校/宮崎県立延岡高等学校/宮崎県立延岡工業高等学校/聖心ウルスラ学園高等学校/熊本県立熊本農業高等学校/鹿児島県立川内高等学校/鹿児島市立玉龍中学校・玉龍高等学校/長崎県立大村工業高等学校/長崎県立西陵高等学校/佐賀清和中学校・佐賀清和高等学校/鹿児島県立明桜館高等学校/(曽於市中学校合同鑑賞会)財部中学校・大隅中学校・末吉中学校/奈良県立平城高等学校/東京学芸大学附属高等学校/千葉県立船橋東高等学校/海城中学校/滋賀県立甲西高等学校/滋賀県立信楽高等学校/MIHO美学院中等教育学校/滋賀県立水口東中学校・高等学校/滋賀県立石部高等学校/滋賀県立甲南高等学校/滋賀県立甲南高等養護学校/MIHO美学院中等教育学校/滋賀県立水口高等学校/滋賀県立三雲養護学校(石部分教室)/学校法人長良学園水口女子専門学校/和歌山市立和歌山高等学校/埼玉県立秩父農工科学高等学校/宝仙学園中学校/福島県立磐城農業高等学校
2020年宮崎県立宮崎大宮高等学校/東海大学付属相模高等学校/高輪中学高等学校/旭丘高等学校

受賞・採択等

  • 2017都民芸術フェスティバル参加作品(2018年3月東京公演)
  • 文化庁舞台芸術創造活動活性化事業(2018年3月東京公演)
  • 河﨑浩 公益社団法人日本照明家協会 協会賞「舞台部門・功労賞」受賞
     「きみはいくさに征ったけれど」照明プランに対し

まずはお気軽にお問い合わせください。資料請求も承ります。

TEL.03-3352-6990

電話受付 月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00 日曜・祝日定休

お問い合わせ・資料請求